ドメーヌラルジョルはプロスペールとルイ-マリー テスランによって1974年に陽の目を見ます。ドメーヌ設立当初より、軸がぶれることなく、品質、多様性、喜ばれるワインを造るということを目標にして取り組んでいます。この主要価値は今日でもドメーヌにおいて最も重要です。
このパイオニアの2兄弟は先を見据えて、いち早くカベルネソーヴィニヨン、メルロー、ソーヴィニヨンブランにフォーカスしこれらの葡萄樹を植えて行きました。コートドトングのアペレーションを授与されセパージュワイン造りとそれぞれの特徴や性質をアッサンブラージュしてワインを造るきっかけを得る事が出来ました。
その努力が報われ1978年に最初のヴィンテージを壜詰めするに至りました。
1982年、ラルジョルの共同経営者達はドメーヌの管理の下、ドメーヌから3キロ離れたところにある素晴らしいシャトードマルゴンを買い付けます。
シャルル デュビとギレムドフォジエールが1985年にチームに加わります。彼らは環境に配慮した葡萄造りを目指しテラヴィティス、リュットレゾネの認定を受けます。
カリフォルニアに旅行をした際、ルイ-マリーはジンファンデルに熱中します。プゾルの村に1ヘクタールに渡ってジンファンデルを植えていきます。
1986年、ロラン テスランと息子のプロスペールがチームに加わります。
1988年には、初めての樽熟成キュベが樽貯蔵庫から取り出されリリースされました。お客様の心酔を目の前に、800樽収容の樽貯蔵庫が2001年に竣工されました。(建築家ブリュノ ラポスタによって建造されました。)
2004年、フランソワ(ルイ-マリーの息子)とロッシュ(プロスペールの息子)が若手葡萄栽培家として働き始め、新たに取得した10ヘクタールの石灰質の荒れ地にカルメネール、ミュスカプチグランとヴィオニエを植えました。
葡萄樹の間隔を狭め密度を高くして(1ヘクタール当たり8000樹)植える事にトライし、同じく3ヘクタールにシラーとヴィオニエを植えました。
2014年、シモン(ルイ-マリーの息子)とジェオフロワ ド ラ ベスナルディエールがドメーヌラルジョルのファミリーに加わります。
“私達の歴史は世界を旅する事で出会いに沿って豊かになってきました。私達の将来を築き上げる中で唯一の願い:沢山の人達に私達の情熱の果実を分かち合って頂く事。”