醸造
演奏。楽譜をマスターする
葡萄の収穫はシャルドネから順に8月末に始め、10月中旬ラ リールの葡萄まで続き、20種類近くの製品を構成する為およそ8週間の仕事となります。
ドメーヌ アルジョルでは長年に渡り皆さんに喜んで頂く為に、各葡萄区画で最も良い物を造り続けています。各製品毎に葡萄の醸造の仕方が異なり、ヴィンテージが違っても品質が一定になるようにしています。
ドメーヌアルジョルでは、大半のワインは澱に寝かせて熟成させています。それがタンク内であっても樽内であってもです。実際に昔、ネゴシアンは葡萄栽培農家で樽で寝かした白ワインを6カ月早く引き取っていました。それが常に最後にしたテイスティングした物よりリッチで複雑味がある事が確認されました。
これが後に樽が貯蔵庫まで運ばれていく輸送中に揺られてそうなっている事が分かったのです。それから澱での熟成が醸造学に導入されました。
葡萄の収穫の期間、葡萄栽培チーム(シャルル、ギレム、ロラン)とカーブ担当チーム(ロッシュ、フランソワとルイ-マリー)の各作業が成果となります。
葡萄の収穫は時間とのリレーで葡萄栽培チームと醸造チームのドメーヌラルジョルに対する感覚の強いシナジーと信頼の時間がそこにはあります。
醸造は我々所有のカーブで行われます。およそ40%の生産量が樽で6カ月〜12カ月熟成されます。そしてその他のワインはタンクで熟成されます。
赤ワインは、ラルジョルでは柔らかく、リッチになるように醸す時間を長くし樽で熟成させて醸造しています。
白ワインは、色々な品種をブレンドしてハイクラスのワイン造りを行うようにしています。
そして全てのワインが所有の設備で壜詰めされています。
ブレンドワインからモノセパージュワインに至るまで、ジンファンデルからヴィオニエまで豊かな製品を造っています。